モバイル通信モジュールの「キャリアIOT」とは
先ず結論からお伝えすると、モバイル通信モジュールの選定時には「キャリアIOT」を実施しているモジュールを採用するのが安心です。
この記事は自社の商品・サービスにモバイル通信機能の追加を検討されている方に向けて、モバイル通信モジュールの「キャリアIOT」とは何か。なぜ重要なのか、具体的にどう確認すればよいのかをお伝えします。
「キャリアIOT」とは
「IOT」とは、Inter-Operability Testing(相互接続性試験)の略です。
「キャリア」とは携帯電話事業者=mobile carrierの「キャリア」で、
携帯電話事業者のネットワークとモジュール間の通信に問題がないことを確認する試験が「キャリアIOT」と称されています。
試験内容は各携帯電話事業者が制定し、携帯電話事業者とモジュールメーカーが共同で試験を実施してネットワークとモジュールの接続性を確認します。
「キャリアIOT」が行われているか確認する理由
「キャリアIOT」が済んでいるということは各携帯電話事業者が制定した試験に合格しているということです。
モジュールメーカーは試験の中で不具合があった場合でも修正・再試験を行い合格しない限り「キャリアIOT」完了品として公表してもらえません。
「キャリアIOT」が済んでいる製品は携帯電話事業者とモジュールメーカーが相互に接続性を確認しているため、安心して選択することができます。
「キャリアIOT」の確認方法
各携帯電話事業者のホームページで公開されています。
モバイル通信モジュールの代理店でも確認することができます。
モバイル通信モジュールの選定時には「キャリアIOT」を確認しよう
改めて、モバイル通信モジュールの選定時には「キャリアIOT」が済んでいることを確認するのが重要
株式会社ジェネタスでは、モジュール製品をアンテナとともに最適化して基板に実装した製品・サービスなども提供しています。
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