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磁石を使ってIoTデバイスを設置する場合の注意点

先ず結論からお伝えすると、磁石を使ってIoTデバイスを設置する場合は「接触面に工夫」するのが重要です。

この記事は自社の商品・サービスにIoT機能の追加を検討されている方に向けて、磁石を使ってIoTデバイスを設置する時に確認すべき「接触面に工夫」するとは何か。なぜ重要なのか、具体的にどう確認すればよいのかをお伝えします。

「接触面への工夫」とは

IoTデバイスを取り付ける際に、取付先に加工が出来ない金属面の場合、ネオジム磁石など強力な磁力の磁石を使って機器を設置する方法があります。

「接触面への工夫」とは振動などによりズレが生じないようにすることです。

「接触面へ工夫」する理由

ネオジム磁石など強力な磁石であっても稼働するドアのような部分に取付する場合は振動によって位置がずれてしまうことがあります。
センサーなどの位置がずれてしまうと所望のデータが採取出来ません。
ズレが生じないようにするには接触面に摩擦を持たせる必要があります。

「接触面へ工夫」する方法

「接触面へ工夫」して摩擦を持たせるには摩擦のある素材を貼る方法があります。
具体的には薄いゴム素材などを接触面に挟み込むことで磁力で垂直に押しつけられた際に水平方向にブレーキがかかるような方法が有効です。
挟み込む素材は接触面にあわせて色々な素材を試してみるのがよいでしょう。

またはそれらを含めて経験がある開発会社へ設計・評価を依頼するのが確実です。

磁石を使ってIoTデバイスを設置する場合は「接触面に工夫」しよう

改めて、磁石を使ってIoTデバイスを設置する時に確認すべき「接触面に工夫」をするのは重要

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