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モバイル通信端末の「Body-SAR」とは

先ず結論からお伝えすると、人体近辺で使用するモバイル通信端末は「Body-SAR」を確認することが重要です。

この記事は自社の商品・サービスにモバイル通信機能の追加を検討されている方に向けて、モバイル通信端末の評価で確認すべき「Body-SAR」とは何か。なぜ重要なのか、具体的にどう確認すればよいのかをお伝えします。

「Body-SAR」とは

「SAR」とは「Specific Absorption Rate」の略称で、電磁波エネルギーが人体に吸収される比率の尺度のことです。

「Body-SAR)」はタブレットやノートPCなどの本体のアンテナと人体の距離が20cm以内で通常使用される端末が対象となります。

電話機型の端末に適用される「側頭部SAR」と区別する形で2014年4月1日の電波法改正により施行された規格です。

「Body-SAR」を確認する理由

Body-SARはモバイル通信端末から発せられる電波が人体に影響を与えないことを確認する目的があります。

具体的な基準は、人体で電波を受ける単位質量の組織に単位時間(6分間)に吸収されるエネルギー量が、2W/kg以下・四肢は4W/kg以下となっています。
これは電波法の無線設備規則で定められているため、対象端末は基準をクリアさせ電波法の認証を取得する必要があります。

「Body-SAR」を確認する方法

Body-SARを確認するには平面ファントムと呼ばれる模型と専用の測定器が必要となります。

登録証明機関等で測定・確認を行うことが可能ですので、相談することをおすすめします。

人体近辺で使用するモバイル通信端末は「Body-SAR」を確認しよう

改めて、人体近辺で使用するモバイル通信端末は「Body-SAR」を確認するのが重要

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