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モバイル通信端末の動作ログを取得する際の注意点

先ず結論からお伝えすると、パソコンを利用してモバイル通信端末の動作ログを取得する場合は「タイムスタンプ」の設定に注意が必要です。

この記事は自社の商品・サービスにモバイル通信機能の追加を検討されている方に向けて、モバイル通信端末の動作ログ取得時に確認すべき「タイムスタンプ」とは何か。なぜ重要なのか、具体的にどう確認すればよいのかをお伝えします。

 「タイムスタンプ」とは

機器の動作状態をログとして記録する場合の「タイムスタンプ」とは機器が動作する際に出力するコマンド毎に時刻情報を付加することです。

「タイムスタンプ」が記録されていることで「いつ」何があったかをたどることが可能となります。

「タイムスタンプ」に注意する理由

「タイムスタンプ」は通常は端末が出力するものではなく、端末に接続したパソコンのターミナルソフトで書き込んでいます。
そのため、接続するパソコンの認識している時計を元に時間を付加していきます。

パソコンの時計がずれていればずれた時間を基準に「タイムスタンプ」が付加されてしまうので注意が必要です。

「タイムスタンプ」設定の確認方法

 「タイムスタンプ」は利用するターミナルソフトによって付加する設定が異なります。

ターミナルソフトの設定メニューで確認しましょう。
「タイムスタンプ」を設定したらログを取得してみて正しい時刻情報が付加されているか確認しましょう。
タイムゾーンが現在地になっていない場合などもあるのであわせて確認しましょう。

また、端末と連携するシステムによっては時刻情報をUTC(Coordinated Universal Time:協定世界時)で扱っている場合もあるため、システムに合わせた設定を行いましょう。
「タイムスタンプ」を活用してログから動作確認を行いましょう。

またはそれらを含めて無線設計の経験がある開発会社へ設計・評価を依頼するのが確実です。

パソコンを利用してモバイル通信端末の動作ログを取得する場合は「タイムスタンプ」の設定に注意しよう

改めて、モバイル通信端末の動作ログ取得時に確認すべき「タイムスタンプ」の設定は重要

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