スマートメーターとの接続に際してのポイント
先ず結論からお伝えすると、電力会社が設置したスマートメーターに機器を接続してデータを受信するには「Bルートの利用手続き」が必要です。
この記事は自社の商品・サービスにスマートメーターから受信したデータ活用を検討されている方に向けて、スマートメーターの「Bルートの利用手続き」とは何か。なぜ重要なのか、具体的にどう確認すればよいのかをお伝えします。
「Bルート」とは
スマートメーターの「Bルート」とはスマートメーターと機器を接続する通信経路です。
HEMS(Home Energy Management System)機器(家庭で使う電力を節約するためのシステム)の接続を前提とされています。
「Bルートの利用手続き」が必要な理由
Bルートへの接続には認証を取得した機器である必要があります。
AIF認証というもので、認証・試験機関はエコーネットコンソーシアムのホームページに記載されており、認証された機器も同ホームページに掲載されます。
「Bルートの利用手続き」の方法
スマートメーターの設置者(電力会社)へ利用申し込みを行います。
手続方法は利用している電力会社へ確認するのがよいでしょう。
東京電力の場合はwebで申し込みができます。
開通手続が済むとスマートメーターに接続する機器に設定する認証IDとパスワードが提供されます。
スマートメーターからデータを取得してIoTシステムへ活用していきましょう。
またはそれらを含めて端末設計の経験がある開発会社へ設計・評価を依頼するのが確実です。
スマートメーターに機器を接続してデータを受信するには「Bルートの利用手続き」をしよう
改めて、スマートメーターに機器を接続してデータを受信するには「Bルートの利用手続き」が必要
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