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USBドングルとして使えるLTE通信ボード

LTE Cat.4通信ボードのGDB-EC25はそのまま単体でUSBドングルとして利用することが可能です。

この記事はLTEのUSBドングルを利用した業務・システムの運用をされている方に向けて、組込用の通信ボードを選択肢として提案する内容です。

「LTE Cat.4通信ボード GDB-EC25」とは

市販のモバイル通信モジュールに技術基準適合証明取得済みのアンテナ、SIMカードスロット等を最適配置・実装した基板(ボード)製品です。

機器へモバイル通信モジュールを組み込む際に面倒なアンテナ配置等の課題を解決した状態でボード化しています。

機器へ配置する際の自由度を考慮してオンボードの内蔵アンテナのほか、ケーブルで引き出す外部アンテナへも対応しています。

通信ボードをUSBドングルとして提案する理由

ノートパソコンにスティック型のUSBドングル型LTE端末を装着してモバイル通信を行っていた、または行っている方々もいらっしゃるかと思います。

ここ最近では同様の用途ではモバイルルーターやスマホのテザリング機能を利用することが多いかと思います。
USBドングル端末の需要は減少しており、開発・製造するメーカーも減っています。

また、パソコン等のUSBポートもType-Cに移行しており、Type-Aが基本だったUSBドングル端末はますます需要が減少していくと考えられます。
組込用として製品化されている「通信ボード」を流用することで安定調達が可能となります。

通信ボードをどのようにUSBドングルとして利用するのか

ボードにはあらかじめUSBポートが実装されており、PCと接続することでLTEモデムとして利用可能となっています。

ボードはケースで覆うことによって外付けのSSDなどのような感覚でパソコンと違和感なく接続することが可能です。

USBドングルの入手難に通信ボードの流用で備えを

LTE Cat.4通信ボードのGDB-EC25はそのまま単体でUSBドングルとして利用することが可能です。

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株式会社ジェネタスでは、モジュール製品をアンテナとともに最適化して基板に実装した製品・サービスなども提供しています。
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