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暗い場所を撮影するカメラIoTの注意点

先ず結論からお伝えすると、カメラを使用して暗い場所の撮影を行うIoTシステムを構築する場合は「照明」が重要です。

この記事は自社の商品・サービスにIoT機能の追加を検討されている方に向けて、カメラを利用したIoTシステムを構築する時に確認すべき「照明」とは何か。なぜ重要なのか、具体的にどう確認すればよいのかをお伝えします。

「照明」とは

「照明」とは、カメラにおけるストロボ、フラッシュなどの発光装置のことです。

暗所撮影用の赤外線カメラなど以外の一般的なカメラで暗所を撮影する際に発光させて撮影することで撮影対象を鮮明に捉える目的で利用します。

「照明」を確認する理由

IoTカメラデバイスの「照明」はLEDライトを用いられることが多くなっています。

撮影対象の場所に応じて必要な光量の部品を選定する必要があります。
光の量が不足すると鮮明に撮影が出来ません。

「照明」の確認方法

 「照明」が適切かは実際に撮影して判断します。

撮影対象物が所望通りの画像として撮影されるように調整していきます。
暗い場合は光量を増やす処置を施します。
逆に撮影対象物やその周辺に光を反射するものがあって撮影時の照明が反射して光が映り込んでしまう場合は照明のあて方を調整します。
照明にLEDを使用している場合、光を拡散させるキャップをかぶせるなどして調整しましょう。
専用に光拡散用のレンズを成形品で製作するなどの手段もあります。

またはそれらを含めて経験がある開発会社へ設計・評価を依頼するのが確実です。

暗所でのカメラIoTは「照明」を確認しよう

改めて、カメラを使用して暗い場所の撮影を行うIoTシステムを構築する場合は「照明」が重要

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