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磁気センサー設置の注意点

先ず結論からお伝えすると、磁気センサーを利用してデータを取得する場合は「センサーと磁石の位置」を確認することが重要です。

この記事は自社の商品・サービスにIoTシステムの追加を検討されている方に向けて、磁気センサーの設置で確認すべき「センサーと磁石の位置」とは何か。なぜ重要なのか、具体的にどう確認すればよいのかをお伝えします。

「センサーと磁石の位置」とは

磁気センサーには磁石を検出する素子が実装されています。

この素子の部分と検出対象物に取り付けた磁石が期待通りの検出を行うように「センサーと磁石の位置」をあわせる必要があります。

「センサーと磁石の位置」を確認する理由

磁気センサーの素子の部分は検出がしやすい場所に実装されています。
取り付けた際に対象物との位置関係を合わせやすいようになっているのが通常です。

ただし、センサーの取付方法・向きによっては検出対象の磁石とうまく位置を合わせられないことがあります。
磁気の検出精度を高めるためには向きを含めた「センサーと磁石の位置」を確認する必要があります。

「センサーと磁石の位置」の確認方法

利用する磁気センサーの仕様で確認できます。

磁気センサーによっては取付向きに応じて磁気の検出方向を変更できるものもあります。
用途に応じてセンサーを選択するのが良いでしょう。
磁気の検出を正確に行うには検出対象部分に取り付ける磁石の強さも重要です。
所望の結果が得られるように磁石の種類を試すのも良いでしょう。

またはそれらを含めてIoTシステム設計の経験がある開発会社へ設計を依頼するのが確実です。

「センサーと磁石の位置」を確認しよう

改めて、IoTシステムにおける磁気センサーの設置で確認すべき「センサーと磁石の位置」は重要

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