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モバイル通信のバンド確認とは

先ず結論からお伝えすると、モバイル通信機器の設置に際して「モバイル通信のバンド確認」は重要です。

この記事は自社の商品・サービスにモバイル通信機能の追加を検討されている方に向けて、モバイル通信における「バンド確認」とは何か。なぜ重要なのか、具体的にどうすればよいのかをお伝えします。

「バンド」とは

モバイル通信における「バンド」とは通信に利用する周波数帯のことです。
総務省から各通信事業者へ割り当てされており、周波数帯ごとに区分されています。

たとえば2GHz帯は「バンド1」と数字で区分されています。

「バンド」を確認する理由

モバイル通信機能を搭載した機器によるサービスを行う場合、「通信エリア」の圏外ではデータ通信は行えません。
位置を固定して設置する機器は「通信エリア」内に設置する必要があります。

通信エリアは各通信事業者が公開している「エリアマップ」でもおおよその確認が可能ですが、エリア内であっても各通信事業者が割り当てを受けているすべての「バンド」が利用可能とは限りません。
そのため、設置するためのモバイル通信端末は設置環境に応じた「バンド対応」を行う必要があります。

同じ通信事業者のSIMで通信してもスマートフォンでは通話可能なのに通信モジュールでのデータ通信が出来ない、ということも起こり得ます。

「バンド」の確認方法

実際に設置を検討している場所で確認を行います。

モバイル通信モジュールの場合はATコマンドでその環境の基地局の「バンド」を確認することができます。
ATコマンドはモバイル通信モジュールの仕様を確認するのが良いでしょう。
設置を検討している現地の「バンド」を含めた電波環境に応じて通信モジュールの設定や入れ替えで対応が可能か確認したり、他の通信事業者の利用も含めた検討を行いましょう。

またはそれらを含めて無線設計の経験がある開発会社へ依頼するのが確実です。

モバイル通信の「バンド」を確認しよう

改めて、モバイル通信機器の設置に際して「モバイル通信のバンド確認」は重要

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