組込用Cat.M1ボードで1NCE OS動かしてみた

弊社組込用Cat.M1ボードの応用例となります。
GDB-MFA-nRF9160はCat.M1対応の通信モジュールと技術基準適合証明取得済みのアンテナを実装しており、モバイル通信機能を搭載した機器の開発を容易にできます。今回はソリッドアライアンス社さまの商品、冷蔵庫をあけると話しかけてくる、冷蔵庫専用コミュニケーションロボット「Fridgeeozoo フリッジィズー 」をIoT化してみました※。
※ 本件は展示会用のデモ企画で商品として販売はされておりません。
ライトな「みまもり」を実現
冷蔵庫で暮らす動物 Fridgeezooは、冷蔵庫を開けるたびに「おっ、どしたの?」とか「何をさがしてるんだい?」とおしゃべりしたり、冷蔵庫開けすぎたりしてるとちょっと怒ったりする癒やしの相棒です。
今回はおしゃべりと連動して「冷蔵庫が開いたよ」とメールでお知らせしてもらう機能を実装し、1NCEの回線と1NCE OSの機能を利用しました。
組込に際しては端面スルーホール基板なのでリード線をはんだ付けするのも簡単。サイズも測ったわけではありませんが「シンデレラフィット」。本体を動かす乾電池でボードの駆動も可能なため、スマートな仕上がりとなりました。
メール通知機能は見える化.jpのダッシュボードで設定してサクサクと動き出しました。

1NCE OS恐るべし
1NCE OSの機能、IoT Integratorを利用することでデータ通信量を大幅に削減できています。
見える化.jpのダッシュボードでSIM残量のゲージを見ても全然減らない・・
ハッキリとは書けませんが、この用途でしたら500MBを一生使い切れなそうです。
株式会社ジェネタスでは、モジュール製品をアンテナとともに最適化して基板に実装した製品・サービスなども提供しています。
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